選考直結型ガクセイハッカソン 2025.03の開催レポート
2025-01-06 公開
2024年9月28日(土)・2024年9月29日(日)にガクセイハッカソン#2が開催されました!
https://gakusei-hackathon.com/event/5
今回の会場は、電気通信大学のCEDという新しく設立された施設で開催されました。この部屋はカフェをモチーフにおしゃれな雰囲気で、チームでの開発を快適に進めることができました。
そして今大会のスポンサーは株式会社GenAi様にご協力いただきました。
株式会社GenAiは「新しい事業の第一歩を迅速に模索し共に踏み出す」を合言葉に、スタートアップを紹介するサイトNew Venture Voiceの運営やAIを活用した業務改善の提案、DX化などのサービスを提供しています。
企業賞として「GenAi賞」も設けていただき、大会をさらに盛り上げてくださいました。
それでは、チームごとの発表の様子を振り返ってみましょう!今回も、AI による厳正な抽選(?)で発表順が決まりました。
以下、各チームの発表を順番にご紹介します。
チーム名: 舞研
作品名 : Dance & Figger Library
インスタグラムに投稿されたダンス動画に対し、技名をタグ付けして登録できるライブラリです。
通常、フィガー名などで検索できないインスタグラムの動画を簡単に保存・検索できるようにし、競技ダンス部の練習に役立つツールとして開発されました。
チーム名: 新志
作品 : 「ゲーム型認証システム」
発表資料:https://www.docswell.com/s/3935959/K6VGVW-2024-09-29-165531
AIの進化によるセキュリティリスクに対応するため、従来の画像認証システムに代わりゲームをクリアすることで認証パスワードを発行する新しい認証システムを開発しました。
Unityでのゲーム制作経験を活かし、ユーザーが無意識に楽しみながら操作できるゲームをつくり、Next.jsで制作したWEBの画面と組み合わせていました。
チーム名: 上田
作品 : Go visualizer
発表資料:https://www.docswell.com/s/kaiyasuda1204/KEXEXG-2024-09-29-135540
囲碁の盤面を可視化するアプリで、石同士のつながりを線で表現し戦況を視覚的に把握できるツールです。
囲碁上級者が見ている戦況を初心者でも理解できるということをコンセプトに開発されました。
複雑なアルゴリズムを用いて戦況を解析し、盤面の描画はCanvas APIを使用しました。
チーム「上田」 / 作品名「Go visualizer」
受賞理由:技術力の高さが特に高く評価され、全チームの相互投票によって最優秀賞を受賞しました。今回は短期間の開発のため機能は限定的でしたがその完成度は非常に高く、今後のアップデートにも意欲的でした。
チーム「新志」 / 作品名「ゲーム型認証システム」
受賞理由:AIなどの登場でセキュリティ面での課題である認証システムに、ゲームという新しい切り口で挑んだ姿勢が高く評価されました。また、ゲーム自体の完成度も高く直感的に操作できる点が素晴らしかったです。
チーム「舞研」 / 作品名「Dance & Figger Library」
受賞理由:最も成長を感じたチームとして、アプリ開発の基礎から大きな進歩を遂げたことが評価されました。AIを使ったAPIなど、新たな技術の導入に意欲的に取り組む姿勢も素晴らしかったです。
今回は2日間集中型で行いました。短期間の開発ということもあり、1日目はどのチームも20時まで会場の残り作業していました。また今回の参加者の中にはアプリ開発未経験の方も多かったのですが、最終的に全員で完走できたことが運営としても非常に嬉しかったです。今シーズン2度目の開催ですが、やはり学生の皆さんのやり切った後の笑顔が最高です。
授賞式の後には懇親会があり、チーム同士の交流がさらに深まりました。株式会社GenAiの菅原さんは、学生の憧れる業界の先輩として、学生のみなさんに優しく接していただきました。学生の皆さんにとっては今後の励みになったのではないでしょうか。
会場を提供してくださった電気通信大学のCED、スポンサーとしてご協力いただいた株式会社GenAiに心より感謝申し上げます。次回もさらに成長したプロジェクトが見られることを楽しみにしています!
このイベントレポートを見て、次回のハッカソンに参加してみたいと思っていただけたら嬉しいです。
ガクセイハッカソンは定期的にハッカソンを開催しているので、ぜひ皆さん次回の開催もご参加ください!